試しに小文をかいてみた
おまえを地球の真ん中に向かって投げれば地球なんかなくなってしまうんだと
君は何億光年も先からとても悔しそうに叫びました
知ってる、みんな
知ってるんだよ、私に近づけるひとなんかいない
知らない、みんな
知らないんだよ、地球の真ん中がどこか
だから私、地球人になりました
地球っていうこわい星が宇宙を汚してしまっても関係ないと思ったの
私が言ってはいけない
思ってはいけない
それは君の思ったことだから、ごめんね
地球にきた一日目は雨が降っていました
知ってます、「雨」だって「言葉」だって
私の居たところにも優しいひとはいたから
それで、傘を買ったんです
傘を売っているおばさんは教えてくれました
雨の日には黄色の傘を3本さすのがいいそうです
でも
街を歩いていると、みんな傘を1本もさしていないの
だからそのひとに傘を1本あげたんです
「傘を、ささないんですか」
うす黄色の髪の女の人
「ありがとう、ここはふらんすだから傘をささないのよ」
よかった
いいひとなのかな
「?、あなた、どこから来たの?」
「ここはふらんすというんですか」
そうよ、と、うす黄色の人
「私は太陽から来ました」
するとやさしく困った顔をして
「太陽のひとは傘を3本もさすのかしら」
私も困りました
おばさんの言ったとおりにしたのに
それで何となく
「はい、誰かの分まで」
と言ってしまったのでした
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

